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冠婚葬祭どこでも使える真珠ネックレス・色、相場、サイズ

冠婚葬祭用の真珠ネックレス選び

真珠の値段は言い値で決まるわけではありません。高い真珠にはそれ相応の理由があるのです。※ただしこの話はあまり重要ではないというか、普通に買い物するだけなら知らなくてもいいことなので読み飛ばしても大丈夫です。

仕入価格:水揚げ後のランク分け〜入札会

水揚げされた真珠はすべて目視確認でランク分けされます。色・サイズ・形などをチェックした後にランクごとに分類されて入札会などに出品されます。この時点では原料珠(ネックレスや指輪などに加工されていない真珠の粒そのままの状態)です。

年に一度冬の時期、三重・熊本・大分などで入札会が開催され販売業者やバイヤーが直接品定めします。色・サイズ・形などの基本的な判断基準のほかにも、最近の流行(人気のある色や売れ筋)も含めて値段を付けます。取引成立して買われていった真珠は、各地でネックレスや指輪などに加工されてお店に並びます。

販売価格:値段はお店が自由に決めます

入札会で買われていった真珠はネックレスや指輪などに加工されてようやく商品として売り物になります。この商品にいくらの値段を付けるかというのはお店の自由になるわけです。高くしてもいいし安くしてもいいのです。

このあたりは商売ですからお店によって価格設定は違うわけです。有名ブランド店(ミキモト・田崎真珠など)はすごい値段を付けたりしますけどあの値段はブランド料だけではないのです。一級品の真珠を入札して仕入価格にお金がかかっていますし品質に自信があることの裏返しでもあります。 ちなみにデパートの真珠が高い理由は高額な出店料を回収するため。テレビショッピングの真珠が安い理由は仕入価格の安い真珠を加工しているため。インターネット通販の真珠が安いのは低コストで運営することで仕入価格以外のコストを抑えているためです。 ※もちろんここで紹介した理由以外の理由で価格が決定することもあります。真珠屋さんはたくさんありますので、値段の付け方はお店の数だけ存在します。


真珠の良し悪しを判断する細かい基準


 真珠の種類によって人気のある色は違うのですが、一番メジャーなアコヤ真珠の場合は「白」が一番人気です。グレーやイエローなどはあまり人気が無いので値段も安めに設定されます。あとは真珠表面の光沢、専門用語では「照り」「巻き」と呼ばれるものです。要はどのくらい綺麗に見えるかということです。

サイズ 大粒の真珠ほど高くなります。0.5mm違うだけで5万円くらい値段が違うことも珍しくありません。サイズが大きい真珠は水揚げされる量が少ない上に、きれいな形になるものは珍しいので高値になります。

 ラウンド(真円)が一番高くて、でこぼこしてると安くなります。

キズ・エクボ キズが少ないほど高い値段が付きます。真珠は生きている貝から作られる自然の宝石なのでよく見ると小さなキズがあります。出荷のときに付いた傷とは違う天然のキズですから不良品ではありません。キズがまったく無い状態の真珠は逆に怪しいというか偽物の可能性があります。





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冠婚葬祭用の真珠ネックレスの選び方

結婚式でもお葬式でも、どこでも使える万能な真珠の選び方を解説しています。予算、使用用途、色や大きさ、買う場所について。